資格録SHIKAKUROKU

日商簿記1級

商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を通じて、企業会計を幅広く問う日商簿記の最上位級。会計を専門的に学ぶ人にも選ばれる資格です。 資格録では公開されている保有状況も確認できます。

この資格について

日商簿記1級は、企業会計を高度に理解し、財務諸表の作成・分析や原価管理の判断につなげる力を問う検定です。商業簿記・会計学に加えて、工業簿記・原価計算まで扱います。日商簿記2級と比べると、会計基準や会計関連法規を踏まえた考察を含む、より広い内容が求められます。

どんな仕事・場面で活かせる?

経理・財務・管理会計で高度な会計判断、原価企画や経営分析の基盤に役立つ。

企業の経理・経営企画担当、税理士・会計士試験への学習を進めたい人

こんな人に向いている

  • 高度な会計基準・連結会計まで学びたい
  • 製造原価や管理会計を深く理解したい
  • 会計士・税理士試験の学習につなげたい

例えば:経理・財務・管理会計、製造業の原価管理などを深めたい人

学び方との相性:会計理論の理解と計算演習の両方に継続して取り組める人

始める前に:2級相当の知識があると進みやすい。範囲が広く、短期間の実務入門には負荷が大きい。

学び始める順番:簿記が初めてなら3級→2級を経由するのが一般的。

学習目的・資格制度に基づく編集上の案内です。適性診断や就業保証ではありません。

資格の法的位置づけ

制度区分
商工会議所検定
根拠
商工会議所が実施する日商簿記検定
業務・名称の保護
なし
資格の範囲
特定業務を独占する資格ではない。
合格後の手続
試験合格後に職業資格の登録は不要。

合格は会計知識・技能を示す。税理士試験の税法科目受験資格の一つとなる。

公的な法律資格と誤認しない。

制度の公式出典

必要な勉強時間の目安

500〜600時間

簿記2級相当の知識を前提。TAC講座の講義・復習を含む追加学習時間。

独学の場合はさらに必要なことがある。

資格学校等の参考値であり、公的な合格基準ではありません。

試験科目・学習内容

商業簿記
企業取引と財務諸表・連結などの処理
会計学
会計基準・会計理論、評価・開示の考え方
工業簿記
製造業の複雑な原価計算・記帳
原価計算
標準・予算・意思決定・管理会計
統一試験(23件)

統一試験は回別データ。ネット試験の年度別統計とは合算しません。

直近5件の数値

試験回・年度受験者数合格者数合格率
第173回9,8062,07621.2%
第171回10,5241,60415.2%
第170回9,6101,34314%
第168回10,4201,57215.1%
第167回9,45799210.5%
全期間の数値と出典を見る(23件)
試験回・年度受験者数合格者数合格率出典
第173回9,8062,07621.2%公式資料
第171回10,5241,60415.2%公式資料
第170回9,6101,34314%公式資料
第168回10,4201,57215.1%公式資料
第167回9,45799210.5%公式資料
第165回10,2511,72216.8%公式資料
第164回9,2951,16412.5%公式資料
第162回9,8281,02710.4%公式資料
第161回8,91890210.1%公式資料
第159回9,19493510.2%公式資料
第158回7,5947469.8%公式資料
第157回6,3515027.9%公式資料
第156回8,5531,15813.5%公式資料
第153回7,5207359.8%公式資料
第152回6,7885758.5%公式資料
第150回7,5886809%公式資料
第149回7,5011,00713.4%公式資料
第147回8,2864875.9%公式資料
第146回7,1036268.8%公式資料
第144回8,4167839.3%公式資料
第143回7,79284610.9%公式資料
第141回9,0878739.6%公式資料
第140回8,1087168.8%公式資料

よくある質問

1級は下位級に合格していなくても受験できますか?

はい。日商簿記は級を飛ばして受験できます。下位級の学習が前提知識として役立つこととは別です。

回答の参考資料
1級を取れば税務申告の代理を仕事にできますか?

いいえ。簿記検定は会計知識を示す検定で、税務代理や税務相談の独占業務を認める資格ではありません。

回答の参考資料
1級合格で税理士試験を受けられるようになりますか?

1級合格は税理士試験の税法科目の受験資格を満たす経路の一つです。会計科目と税法科目の受験要件は異なります。

回答の参考資料
1級はネット試験で受けられますか?

日商簿記1級は統一試験として実施されます。2・3級のネット試験と方式が異なります。

回答の参考資料

情報確認日:2026-10-24 / 実施団体の情報