税理士試験
税務と会計の専門家である税理士になるための国家試験。会計科目と税法科目から構成され、科目ごとに合格を積み重ねられます。 資格録では公開されている保有状況も確認できます。
この資格について
税理士試験は科目合格制で、簿記論・財務諸表論の2会計科目と税法3科目の計5科目到達を目指す国家試験です。国税庁が公表する年度の合格者数合計は「5科目到達者」と「一部科目合格者」の合計であり、その年に税理士登録した人数ではありません。
どんな仕事・場面で活かせる?
法人税・所得税等の税務専門業務を目指す学習に有用。登録・実務要件に注意。
税務・会計事務所、企業税務担当
こんな人に向いている
- 税務を専門領域として深く学びたい
- 企業税務・申告・税務相談の仕事を目指したい
- 働きながら科目を積み重ねて学びたい
例えば:会計事務所・企業税務担当、税務専門職志向の人
学び方との相性:科目ごとに中長期で学び、会計・税法の細部を理解できる人
始める前に:科目合格と5科目到達、税理士登録は別。受験資格にも科目差がある。
学び始める順番:会計科目から始める場合は簿記論・財務諸表論の出題範囲を確認。
学習目的・資格制度に基づく編集上の案内です。適性診断や就業保証ではありません。
資格の法的位置づけ
- 制度区分
- 国家資格(登録制の専門職)
- 根拠
- 税理士法
- 業務・名称の保護
- 業務独占(税理士業務)
- 保護される名称
- 税理士
- 資格の範囲
- 税務代理、税務書類の作成、税務相談(一定の弁護士等の例外あり)。
- 合格後の手続
- 所定の資格要件・実務経験等を満たし、日本税理士会連合会への登録が必要。
科目合格・5科目到達と税理士名簿登録は異なる。
税理士業務は無償でも『業として』行う場合に制限がある。
必要な勉強時間の目安
科目別
TACの科目別学習ボリューム。簿記論・財務諸表論など、科目別の追加学習時間の目安です。既習知識や選択科目により合計は変動し、ゼロから5科目合格までの総学習時間としては表示しません。
TACの講義時間を含みますが、理論暗記に要する時間は含まれません。独学・予備校の比較や科目間重複も考慮していないため、各科目を単純合算した数値を資格全体の難易度と見なさないでください。
- 簿記論:約450時間
- 財務諸表論:約450時間
- 法人税法:約600時間
- 所得税法:約600時間
- 相続税法:約450時間
- 消費税法:約350時間
- 固定資産税:約250時間
- 事業税:約200時間
- 住民税:約200時間
- 酒税法:約150時間
- 国税徴収法:約150時間
資格学校等の参考値であり、公的な合格基準ではありません。
試験科目・学習内容
- 簿記論
- 必須の会計科目。複式簿記、記帳、計算、商業簿記・工業簿記(原価計算を除く)。
- 財務諸表論
- 必須の会計科目。企業会計の諸基準と財務諸表の作成・表示、理論・計算。
- 法人税法・所得税法
- 税法の選択必須群。法人税法または所得税法から少なくとも1科目を選ぶ。
- 相続税法・消費税法等
- 残る税法の選択科目。消費税法と酒税法などには組合せ制限がある。
- 住民税・事業税・固定資産税等
- 地方税その他の選択科目。科目別の受験資格と適用法令を確認する。
税理士試験・5科目到達者+一部科目合格者(8件)
合格者数合計には一部科目合格者が含まれます。税理士資格取得者・税理士登録者を意味しません。科目別・科目合格の定義は国税庁の出典を確認してください。
直近5件の数値
| 試験回・年度 | 受験者数 | 合格者数合計(科目合格含む) | 公式合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年度 | 36,320 | 7,847 | 21.6% |
| 2024年度 | 34,757 | 5,762 | 16.6% |
| 2023年度 | 32,893 | 7,125 | 21.7% |
| 2022年度 | 28,853 | 5,626 | 19.5% |
| 2021年度 | 27,299 | 5,139 | 18.8% |
よくある質問
2025年度の21.6%は5科目到達率ですか?
いいえ。受験者36,320人に対する「5科目到達者527人+一部科目合格者7,320人=合格者数合計7,847人」の割合です。5科目到達率ではありません。
回答の参考資料勉強時間はなぜ「科目別」と表示されるのですか?
科目選択によって総時間が大きく変わり、TAC公表の各科目の標準時間には個人差が大きい理論暗記時間が含まれません。固定の総時間を示すと誤解を招くため、科目別に表示します。
回答の参考資料情報確認日:2026-10-24 / 実施団体の情報
