資格録SHIKAKUROKU

ITパスポート試験

ITを利用するすべての人を対象に、IT、経営、セキュリティなどの基礎知識を幅広く問う国家試験。情報処理技術者試験の入門的な位置づけです。 資格録では公開されている保有状況も確認できます。

この資格について

ITパスポート試験(IP)は、ITを利用するすべての社会人や学生を主な対象として、経営戦略・プロジェクト管理・情報セキュリティなどの基礎知識を横断的に問う国家試験です。プログラマーだけでなく、営業・管理・企画など幅広い職種で使うITの共通知識を学べます。2027年度からの試験制度見直しが検討されているため、受験時は最新の出題範囲を確認してください。

どんな仕事・場面で活かせる?

情報セキュリティ上の注意点を理解し、システム導入・DX推進・業務改善で専門部署と共通の言葉で話すための基礎になります。ただし合格だけで特定の職業への就職が保証されるわけではありません。

IT未経験の社会人・学生、ITを活用する非エンジニア職

こんな人に向いている

  • IT・セキュリティの基礎用語を身につけたい
  • IT部門との共通言語を持ちたい
  • DX・情報システムの入門にしたい

例えば:非IT部門、営業・企画・総務、学生、IT未経験者

学び方との相性:広い分野を浅く体系立てて学びたい人

始める前に:プログラミングやシステム設計の実践力まで証明する試験ではない。

学び始める順番:開発・運用を学びたいなら基本情報技術者試験へ。

学習目的・資格制度に基づく編集上の案内です。適性診断や就業保証ではありません。

資格の法的位置づけ

制度区分
法律に基づく情報処理技術者試験(国家試験)
根拠
情報処理の促進に関する法律/情報処理技術者試験制度
業務・名称の保護
合格者だけに認められた業務独占はありません。
資格の範囲
ITを利活用する人の共通的な基礎知識・技能の到達水準を評価する国家試験。
合格後の手続
合格後、職業資格としての別途法定登録・更新は不要です。

試験合格はIT関連業務の法定免許を意味しません。情報処理安全確保支援士の登録制度とは別です。

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の名称は、所定の要件と登録を経た人のみが用いる制度です。

制度の公式出典

必要な勉強時間の目安

100〜200時間

TACの学習目安。ITの前提知識により変動。

資格未取得者でも受験できる。

資格学校等の参考値であり、公的な合格基準ではありません。

試験科目・学習内容

ストラテジ系
企業活動・経営戦略・システム戦略・法務・会計など、ビジネスとITを結び付ける基礎分野。
マネジメント系
システム開発の進め方、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなど。
テクノロジ系
コンピュータのしくみ、ネットワーク、データベース、情報セキュリティ、基礎理論など。
CBT・年度(5件)

直近5件の数値

試験回・年度受験者数合格者数合格率出典
2025年度271,352132,01248.6%公式資料
2024年度273,905134,61749.1%公式資料
2023年度265,040133,29250.3%公式資料
2022年度231,526119,49551.6%公式資料
2021年度211,145111,24152.7%公式資料

よくある質問

ITパスポートは国家試験ですか?

はい。情報処理技術者試験の区分の一つです。ただし特定の仕事を独占する免許ではありません。

回答の参考資料
プログラミング未経験でも受験できますか?

受験できます。ITを利用する幅広い人向けの試験で、プログラミング経験やほかの資格の取得は受験条件ではありません。

回答の参考資料
全体で600点を取れば合格ですか?

全体で600点以上に加えて、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野それぞれで300点以上が必要です。

回答の参考資料
合格後は基本情報技術者試験を受ける必要がありますか?

必須ではありません。システム開発やプログラミングまで学びたい人には、基本情報技術者試験が次の学習候補です。

回答の参考資料
2027年度の出題内容は変わりますか?

IPAは2027年度からの試験制度見直しを検討しています。2026年10月時点の案内を参考に、受験前に最新の試験要綱・シラバスを確認してください。

回答の参考資料

情報確認日:2026-10-24 / 実施団体の情報