資格録SHIKAKUROKU

応用情報技術者試験

IT技術から経営・マネジメントまで、一定の実務経験を意識した幅広い知識と応用力を問う国家試験です。 資格録では公開されている保有状況も確認できます。

この資格について

応用情報技術者試験(AP)は、システム開発・運用、情報セキュリティ、経営戦略、マネジメントなど、ITを使って課題を解決する応用的な知識と判断力を問う国家試験です。2026年度は従来の紙の試験からCBT方式に移行し、「午前・午後」は「科目A・科目B」に改称されました。出題範囲や出題形式、問題数、試験時間、合格基準は2026年度の移行では変更されていません。2027年度からは新試験制度への移行が予定されています。

どんな仕事・場面で活かせる?

システム設計・運用、プロジェクト管理、IT企画、セキュリティ対策などをまたいで、課題の条件を整理し技術的な判断をする力を学ぶのに役立ちます。

ITエンジニア、情報システム担当、設計・開発・運用の知識を深めたい人

こんな人に向いている

  • 設計・運用・プロジェクト管理を横断して学びたい
  • 技術的判断の理由を説明できるようになりたい
  • 高度情報処理試験へ進みたい

例えば:実務経験を積み始めたITエンジニア、IT企画・情報システム担当

学び方との相性:長めの事例を読み、条件を整理して解答する学習が得意・必要な人

始める前に:分野が広く、ケースを使った判断力を求められる。単なる暗記で済まない。

学び始める順番:IT基礎が不十分なら基本情報技術者試験の範囲から固める。

学習目的・資格制度に基づく編集上の案内です。適性診断や就業保証ではありません。

資格の法的位置づけ

制度区分
法律に基づく情報処理技術者試験(国家試験)
根拠
情報処理の促進に関する法律/情報処理技術者試験制度
業務・名称の保護
合格者だけに認められた業務独占はありません。
資格の範囲
情報処理技術に関する知識・技能の水準を評価する国家試験。
合格後の手続
合格後、職業資格としての別途法定登録・更新は不要です。

試験合格はIT関連業務の法定免許を意味しません。情報処理安全確保支援士の登録制度とは別です。

応用情報の合格は高度試験などの科目A-1免除要件となる場合がありますが、登録セキスペの名称利用権は生じません。

制度の公式出典

必要な勉強時間の目安

200〜500時間

独学の場合の民間目安。IT初学者は約500時間以上、基本情報の合格者やIT実務経験者は約200時間とするTACの別記事もあります。

TACで学習する場合は200〜300時間(講義時間を含む)が別の目安です。基本情報の合格は受験条件ではありません。勉強時間だけで試験の難易度を比較することはできません。

資格学校等の参考値であり、公的な合格基準ではありません。

試験科目・学習内容

科目A(150分・80問)
コンピュータ、ネットワーク、データベース、セキュリティ、IT戦略、開発・運用管理などの知識を広く問う四肢択一式。
科目B(150分・11問中5問解答)
情報セキュリティなどの必須・選択分野に関する事例を読み、状況判断や理由を記述する形式。
年度別の合格率・受験者数(旧年度+春秋加重)(17件)

2009年/2017年以降の年度推移です。2021〜2025年度は春秋の実受験者数・合格者数を合算して合格率を再計算。2020年度は試験日程の変更に注意。2026年度以降の試験方式変更は含みません。

直近5件の数値

試験回・年度受験者数合格者数合格率
2025年度82,66819,31923.37%
2024年度80,97321,29026.29%
2023年度70,10317,55825.05%
2022年度68,51817,34325.31%
2021年度59,69814,00623.46%
全期間の数値と出典を見る(17件)
試験回・年度受験者数合格者数合格率出典
2025年度82,66819,31923.37%公式資料1 / 公式資料2
2024年度80,97321,29026.29%公式資料1 / 公式資料2
2023年度70,10317,55825.05%公式資料1 / 公式資料2
2022年度68,51817,34325.31%公式資料1 / 公式資料2
2021年度59,69814,00623.46%公式資料1 / 公式資料2
2020年度29,0246,80723.5%公式資料
2019年度63,55514,16022.3%公式資料
2018年度64,36714,86523.1%公式資料
2017年度65,03613,65921%公式資料
2016年度63,29313,31221%公式資料
2015年度63,39013,51921.3%公式資料
2014年度62,74612,65520.2%公式資料
2013年度67,46712,71618.8%公式資料
2012年度73,89815,88621.5%公式資料
2011年度74,12916,35722.1%公式資料
2010年度85,56418,49021.6%公式資料
2009年度78,21818,45723.6%公式資料
春期・秋期別の試験結果(2021〜2025年度)(10件)

同じ年度の春期と秋期は別試験回です。応募者数・受験者数・合格者数は年度総数と二重計上しないでください。

直近5件の数値

試験回・年度受験者数合格者数合格率
2025年度秋期44,00510,79224.5%
2025年度春期38,6638,52722.1%
2024年度秋期44,24312,61328.5%
2024年度春期36,7308,67723.6%
2023年度秋期37,7638,75323.2%
全期間の数値と出典を見る(10件)
試験回・年度受験者数合格者数合格率出典
2025年度秋期44,00510,79224.5%公式資料
2025年度春期38,6638,52722.1%公式資料
2024年度秋期44,24312,61328.5%公式資料
2024年度春期36,7308,67723.6%公式資料
2023年度秋期37,7638,75323.2%公式資料
2023年度春期32,3408,80527.2%公式資料
2022年度秋期36,3299,51626.2%公式資料
2022年度春期32,1897,82724.3%公式資料
2021年度秋期33,5137,71923%公式資料
2021年度春期26,1856,28724%公式資料

よくある質問

基本情報技術者試験の合格がなくても受験できますか?

はい。各試験区分は原則としてどこからでも受験できるため、基本情報の合格は必須ではありません。

回答の参考資料
2026年度から応用情報はCBT方式になったのですか?

はい。2026年度の前期・後期はCBT方式で実施され、従来の午前・午後試験は科目A・科目Bに名称が変わりました。出題範囲・形式・問題数・試験時間・合格基準は2026年度の移行では維持されています。

回答の参考資料
2026年度の科目Aと科目Bは同じ日に受験しますか?

いいえ。2026年度は科目Aと科目Bで実施期間が異なります。前期は科目Aが2026年10月28日〜11月10日、科目Bが11月24日〜12月6日に実施される予定です。

回答の参考資料
応用情報の試験そのものに科目免除はありますか?

IPAの試験FAQでは、応用情報技術者試験(AP)における一部試験免除制度はないとされています。

回答の参考資料
応用情報に合格すると高度試験で免除を受けられますか?

はい。所定の申請を行うことで、合格後2年間は高度試験・情報処理安全確保支援士試験の科目A-1を免除できる場合があります。応用情報試験そのものの免除とは別の制度です。

回答の参考資料

情報確認日:2026-10-24 / 実施団体の情報