資格録SHIKAKUROKU

行政書士試験

行政への許認可申請や契約・権利義務に関する書類作成などに必要な法律知識を問う国家試験です。 資格録では公開されている保有状況も確認できます。

この資格について

行政書士試験は、行政法・民法・憲法・商法などの法令と、行政書士業務に関連する基礎知識を問う国家資格試験です。2026年度は法令等46題、基礎知識14題の計60題。2026年1月に施行された行政書士法改正の内容も、現行制度として理解する必要があります。試験合格と業務を行うための登録は別です。

どんな仕事・場面で活かせる?

許認可申請や官公署への提出書類、権利義務・事実証明に関する書類の取扱いなどに関わる知識を身につけられます。行政書士として業務を行うには登録が必要で、他の法律で独占される分野を扱えるわけではありません。

許認可手続や行政法・民法に関心のある人、法務や独立開業を目指す人

こんな人に向いている

  • 行政手続や許認可制度を体系的に学びたい
  • 法令に基づく文書作成の専門性を目指したい
  • 民法・行政法を重点的に学びたい

例えば:独立開業志向、法務・総務職、官公署への申請業務に関心がある人

学び方との相性:条文・判例の読解と記述式対策を地道に進めたい人

始める前に:資格を仕事に使うには登録が必要。合格だけで開業準備が完結するわけではない。

学び始める順番:法学初学者は憲法・民法・行政法の基礎から。

学習目的・資格制度に基づく編集上の案内です。適性診断や就業保証ではありません。

資格の法的位置づけ

制度区分
国家資格試験(合格後に行政書士名簿への登録が必要)
根拠
行政書士法(2026年1月1日改正法施行)
業務・名称の保護
行政書士法上の法定範囲での書類作成等に業務制限がある(他士業等の法令上の例外あり)。
保護される名称
行政書士
資格の範囲
官公署提出書類等の作成、契約等の権利義務・事実証明に関する書類の作成、所定の相談・代理など。他法令で制限される業務は除外されます。
合格後の手続
日本行政書士会連合会の行政書士名簿への登録が必要。都道府県行政書士会を通じて所定の申請を行います。

行政書士試験の合格だけで「行政書士」としての登録業務を開始できるわけではありません。

2026年施行改正によりデジタル社会対応の職責、特定行政書士の業務範囲、無資格者の有償業務制限等が整理されました。報酬の名目を変えても無資格業務が適法になるわけではありません。

制度の公式出典

必要な勉強時間の目安

800〜1,000時間

TACが一般的な学習時間として示す800〜1,000時間です。初学者か既習者かで必要時間は変わります。

このTAC FAQは、独学・講座利用の別や法律初学者を前提とした時間かどうかを細かく区分していません。宅建・他資格の学習時間を含む累計値とも断定できません。

資格学校等の参考値であり、公的な合格基準ではありません。

試験科目・学習内容

憲法
人権、統治機構、重要判例、憲法上の基本原理を学びます。
行政法
行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法、地方自治法および行政法の一般理論を中心に学びます。
民法
総則、物権、債権、親族・相続など、条文・事例を通じて権利関係を理解します。
商法・基礎法学
商法、会社法などの商事法の基本と、法のしくみ・解釈の基礎を扱います。
行政書士の業務に関し必要な基礎知識
一般知識、行政書士法など業務に密接に関係する法令、情報通信・個人情報保護、文章理解を扱います。
全国・年度(10件)

直近5件の数値

試験回・年度受験者数合格者数合格率
2025年度50,1637,29214.54%
2024年度47,7856,16512.9%
2023年度46,9916,57113.98%
2022年度47,8505,80212.13%
2021年度47,8705,35311.18%
全期間の数値と出典を見る(10件)
試験回・年度受験者数合格者数合格率出典
2025年度50,1637,29214.54%公式資料
2024年度47,7856,16512.9%公式資料
2023年度46,9916,57113.98%公式資料
2022年度47,8505,80212.13%公式資料
2021年度47,8705,35311.18%公式資料
2020年度41,6814,47010.72%公式資料
2019年度39,8214,57111.48%公式資料
2018年度39,1054,96812.7%公式資料
2017年度40,4496,36015.72%公式資料
2016年度41,0534,0849.95%公式資料

よくある質問

行政書士試験に年齢や学歴の制限はありますか?

ありません。国籍等も含め受験資格に制限はありません。

回答の参考資料
2026年度も一般知識だけが問われますか?

2026年度は「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」14題で、行政書士法等関連法令、情報通信・個人情報保護、文章理解等も範囲に含まれます。

回答の参考資料
合格するとすぐに行政書士として開業できますか?

いいえ。日本行政書士会連合会の名簿登録等の手続が必要です。

回答の参考資料
2026年1月施行の行政書士法改正で何が変わりましたか?

行政書士の使命・デジタル社会に対応する職責、特定行政書士の業務範囲、無資格者の有償業務制限の趣旨明確化などが行われました。

回答の参考資料
2026年度行政書士試験の合格率はすでに公表されていますか?

2026年10月24日時点では試験実施前のため未公表です。最新の確定値は2025年度の14.54%です。

回答の参考資料
800〜1,000時間には宅建士の学習時間も含まれますか?

TACのFAQは行政書士試験についての一般的な目安を示していますが、宅建士の学習時間を含む累計か、独学・講座別の目安かを明示していません。

回答の参考資料

情報確認日:2026-10-24 / 実施団体の情報